ども、10Bでござい
今回はトンボ鉛筆の木物語シリーズのひとつだった、黒赤鉛筆を紹介したいと思います
この鉛筆は2003年に発売され、2012年に廃盤となりました
僕はこの鉛筆をここ半年で何回か違う店で見かけました
駅前の人の出入りの多い文房具店でも箱で売っていたので、廃盤鉛筆のなかでは見つけやすい部類だと思います。
(僕みたいのが買い占めてなければ)
その時買った箱です
トンボのロゴが前のロゴですね
考えてみればロゴがちょうど変わるころに廃盤になってるしまったんですね
裏面ですが、他の木物語同様、フィンガージョイント技術・リサイクル黒鉛を使用しているようです
定価は12本で960円なので1本は80円だったんでしょうね
では、鉛筆を見ていきましょう
赤青鉛筆で使う機会の比較的多い赤が長めの赤7:青3の鉛筆を見かけますが、この鉛筆も比較的使う機会の多い黒の部分が長めです
赤側に黒い帯が印刷されていますが、削るとなくなります
(合成なので違和感あるかも)
裏側ですが、10年程度の販売期間の中で日本製でなくなったり、エコマーク商品の表記とロゴの表記の位置がそれぞれ変わったりなど、若干のデザイン変更があったようです
基本的に僕は廃盤鉛筆はもったいなくて削れない人間なのですが、
この通り、削ってあるものが売られていました。
それで気づいたのですが、HBの芯にしては若干太めなんですね
(上:黒赤鉛筆 下:トンボ8900)
気になってネットで検索してみたところ、赤鉛筆と同じ太さみたいです
芯の太さを統一するとき、赤鉛筆を細くすると強度が出ないのでHBの芯をこの鉛筆用に太くしたものを開発したそうです
HBの芯を太くすると焼成するときに割れることがあり、手間がかかるようです
せっかくなので、実際に使ってみました
書き心地は、芯が硬めのトンボの中でも硬い気がします
(といっても、さすがにステッドラーやファーバーカステルほどではありませんが)
かといって、芯にザラザラ感はないので滑らかに書くことができます
廃盤になってしまったのがちょっと惜しいような気もします
先述の通り、まだ売っている店は割と多いと思うので探してみてはいかがでしょうか
終わり